子供も発症の危険「IT眼症」の原因と対策

健康

ユーチューブやスマホオンラインゲームが人気の現在、どの世代でも簡単にIT機器(テレビ・PC・スマホ・タブレット等)で動画再生やゲームをやる事が出来ます。

私もスマホのオンラインゲームは好きですし、子供もユーチューブでの動画視聴が好きです。

今、「IT眼症」と呼ばれる眼の病気が大きな問題になってきています。

スマートフォンやPCの長時間利用で、吐き気や頭痛や不眠などを引き起こす「IT眼症」の原因や対策をまとめました。

 

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IT眼症とは?

スマートフォンやタブレット、PCなどのIT機器を長時間使用したり、不適切な使い方をしたりする事で生じる眼の症状、及び、その状態に誘発されて起こる全身症状の事。

「VDT症候群(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル症候群)」「テクノストレス眼症」とも称されます。

 

IT眼症の症状

「目の疲れ」「目の渇き(ドライアイ)」「充血」などの眼症状や、「頭痛」「肩・首の痛み」などの身体症状、「不安感」「ストレス・イライラ」「不眠」などの精神神経症状があります。

 

IT眼症の要因

長時間のPC使用、テレビゲームやスマートフォン・タブレットでの動画視聴やゲーム、これらの目への負担が「IT眼症」の要因になります。

IT機器の画面は、目を刺激する「ブルーライト」を発しており、夜間や暗い場所や機器と目の距離が近いほど影響が大きいとされます。

特に、スマートフォンは画面が小さいので顔を近づけて見る機会が多く、IT眼症の要因になりやすいです。

 

IT眼症の対策

IT機器の長時間使用をさける

PCやスマートフォン・タブレットの長時間使用を止め、1時間に5分~10分程度、目を休ませる時間を作る事。

IT機器との距離を出来るだけ離す

目とIT機器との距離は50㎝程離すのが良いとされていますが、スマートフォンでは画面のサイズ的に難しいのが現状です。

今までよりも、なるべく距離を離す事を心掛けて頂けるだけでも目の負担は変わってくると思います。

暗い場所や寝る前の「ブルーライト」は危険なので止める

ブルーライトの光を夜中まで見ていると、本来分泌されるはずのメラトニン分泌が抑制される事が分かってきました。

メラトニンが正常に分泌されないと、夜に眠くならなかったり、睡眠をとっても疲れが取れないなどの異常が出てくる可能性が高まります。

また、暗い場所や夜間に光を見ると瞳孔が開き、その状態で長時間いるとかなり目の負担になります。

ブルーライトや瞳孔の開き等、目への負担を無くすため、睡眠前のスマートフォンやタブレットの長時間使用は控えて下さい。

IT機器の明るさ調整をする

明るければ明るいほど目への負担は大きくなります。

スマートフォンやタブレットは明るさ調整が出来るようになっていますので、出来る限り明るさを抑えるようにして下さい。

検索サイトやユーチューブ等も背景色を変える事が出来ます。

背景色をダーク系にする事で目への刺激を抑える事が出来ます。

ブルーライト軽減フィルムを張ったりPC専用メガネをかける

家電ショップやメガネ店でブルーライト対策のフィルムやめがねが販売中です。

ブルーライトを30%~40%カットしてくれるので、スマートフォンの表面に貼りつける事をお勧めします。

ヘッドセラピーなどによる眼の神経のもみほぐし

パソコンやスマホの見過ぎによる目の疲れを癒す方法があります。

もみほぐし・リラクゼーション業界の大手、【りらくる】ではクイックヘッドコースもあり徐々に利用者も増えているみたいです。

 

まとめ

スマートフォンやPCは社会人だけではなく、どの世代にも欠かせないアイテムになりました。

IT機器が普及したこの世界の「現代病」の一つとして「IT眼症」が大きな問題になりつつあります。

子供の「IT眼症」を防ぐのは親の管理が大切です。

自分や我が子の目のトラブルを防ぐために、日頃からしっかりとしたケアを行い、皆で注意喚起する事を心掛けて下さい。

 

 

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