【2021年夏の甲子園】優勝候補紹介&優勝予想

教育

コロナ過の中、今年の夏は甲子園に球児たちが戻ってきました。

昨年の大会は残念ながら中止となってしまいましたが、春の甲子園大会に続き夏も開催されることが決定し、選手やそのご家族の皆さん、高校野球ファンも皆喜んでいる事でしょう。

私も開幕が楽しみでしょうがないです!

今年の地方大会では、全国レベルの強豪校が新型コロナの影響で出場辞退も多く、特に残念だったのが、春の甲子園優勝校の東海大相模が神奈川大会の準決勝を前に出場辞退となってしまった事です。実力的に春夏連覇も可能な高校であったし、門間監督の最後の大会でもありましたので、甲子園での戦いを見たかったなぁと個人的には思いました。

さて、8月3日に激戦の地方大会を勝ち抜いた49校の甲子園大会の組み合わせ抽選が行われました。

大阪桐蔭VS東海大菅生や県立岐阜商VS明徳義塾など、楽しみな対戦カードが目白押しの中、このサイトにお越しのみなさんの興味は、どこが強いのか、優勝候補はどこか、なのではないでしょうか。

 

今大会の出場校と優勝候補を紹介したいと思います。

 

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2021年夏の甲子園・出場校

都道府県学校名出場回数戦力評価
北北海道帯広農業39年ぶり2回目C
南北海道北海4年ぶり39回目B
青森弘前学院聖愛8年ぶり2回目B
岩手盛岡大付属4年ぶり11回目B
秋田明桜4年ぶり10回目B+
山形日大山形4年ぶり18海面C
宮城東北学院初出場B
福島日大東北18年ぶり8回目C
群馬前橋育英5大会連続6回目B+
栃木作新学院10大会連続16回目B+
埼玉浦和学院3年ぶり14回目B+
茨城鹿島学園初出場B
千葉専大松戸6年ぶり2回目B
東東京二松学舎大付属3年ぶり4回目B+
西東京東海大菅生4年ぶり4回目A
神奈川横浜3年ぶり19回目B+
山梨日本航空13年ぶり6回目B
長野松商学園4年ぶり37回目B
静岡静岡2大会連続26回目B
岐阜県立岐阜商9年ぶり29回目A
愛知愛工大名電3年ぶり13回目A
三重三重7年ぶり13回目B
福井敦賀気比3大会連続10回目B
新潟日本文理2大会連続11回目C
富山高岡商業4大会連続21回目C
石川小松大谷36年ぶり2回目C
京都京都国際初出場B
大阪大阪桐蔭3年ぶり11回目A
兵庫神戸国際大付属4年ぶり3回目B+
滋賀近江3大会連続15回目A
奈良智弁学園2大会連続20回目A
和歌山智辯和歌山4大会連続25回目A
鳥取米子東2大会連続15回目C
島根岩見智翠館2大会連続11回目C
広島広島新庄5年ぶり3回目B+
岡山倉敷商業9年ぶり11回目B
山口高川学園5年ぶり2回目C
愛媛新田初出場C
徳島阿南光25年ぶり2回目C
高知明徳義塾2大会連続21回目B+
香川高松商業2大会連続21回目B
福岡西日本短大付属11年ぶり6回目B
佐賀東明館初出場C
長崎長崎商業5年ぶり8回目C
大分明豊4年ぶり7回目A
熊本熊本工業2大会連続22回目C
宮崎宮崎商業13年ぶり5回目B
鹿児島樟南5年ぶり20回目B
沖縄沖縄尚学2大会連続2回目B

2021年夏の甲子園・優勝候補

出場する49校を紹介しましたが、ここでは、49校の中から優勝するのはどこなのかを予想していきたいと思います。

出場校紹介の中で戦力評価の欄がありますが、そこでAランク、もしくはB+に評価した高校の中から優勝校が出るのではないかと考えています。

ここでは、A評価の8校をピックアップして紹介します。

西東京 東海大菅生

 今年の春の選抜大会ベスト8の東海大菅生。東海大菅生の特徴は素早い継投策。迷わず、惜しみなく投手をつぎ込んでいきます。迷わず変えれるということはそれだけ投手の層が厚いということですね。左腕エースの本田選手は切れ味鋭いスライダーと140キロ台のストレートが魅力。技巧派左腕の櫻井選手、選抜大会でもリリーフとして好救援した左腕の松永選手。そしてクローザー右腕の千田選手も140キロ台のストレートで相手をねじ伏せる投球をします。選抜の頃は打力が若干不安でしたが、夏の地方大会では本塁打も出ており強力な上位陣に仕上がっています。十分優勝を狙えるチームだと思います。

岐阜 県立岐阜商

春夏連続出場の県立岐阜商。春の大会でも優勝候補の一角でしたが残念ながら初戦敗退。その悔しさをもとに鍛えなおされた打線は、プロ注目の4番高木選手を軸に上位から下位まで切れ目がない。投手では、エース左腕の野崎選手、右腕大島選手、来季のエース候補小西選手、井上選手、そして選抜大会でも登板した最速148キロの右腕松野選手と、全員が140キロ以上をのストレートを持ち、変化球の切れも一級品。最少失点で守り勝つ野球で頂点まで駆け上がる力は十分にあります。

愛知 愛工大名電

愛知の私学4強の一角、愛工大名電は、今年の愛知県大会で優勝候補を全て撃破して優勝した強豪チーム。誉、志学館、東邦、中京大中京、享栄と甲子園出場経験のあるチームを圧倒的な力で倒し、甲子園大会でも優勝候補の一角にあげられています。投手陣は、寺島選手、野嵜選手、田村選手、誰が投げても最少失点で投げ切る事が出来る強力投手陣。打線も、田村選手を軸につなぎのバッティングで点を重ねる。打線の厚みとしては若干物足りなさがあるが、小技も駆使しながら頂点まで駆け上がる力はあるのではないでしょうか。

大阪 大阪桐蔭

春夏連続出場の大阪桐蔭ですが、春の大会は初戦敗退。プロ注目の左腕松浦選手と右腕関戸選手の二人が打ち込まれ、そこから調子が上がらないまま夏の大会に突入しましたが、さすがの選手層の厚さで激戦区大阪を勝ち抜きました。エースに安定感抜群の竹中選手、速球派右腕川原選手と投手陣は豊富。打線も全国トップレベルの強打線で、プロ注目の池田選手を軸、どこからでも点が取れるのが強み。選手個人の能力が順調に発揮されれば優勝候補筆頭であることは間違いありません。

滋賀 近江

滋賀県大会をそつのない戦い方で制した近江高校も十分優勝を狙えるチームです。山田選手が投打の要。投げては最速148キロのストレートと鋭く曲がるスライダーを武器に防御率0.00。また、左腕の岩佐選手も最速148キロと左右の二枚看板は全国屈指の高レベル。打線は3・4・5のクリーンナップは本塁打も期待できて強力。その前後打者の出来次第では頂点に立つのも夢ではないでしょう。

奈良 智弁学園

春の選抜ベスト8で、大阪桐蔭との対戦成績2勝1敗。左腕の西村選手は切れのある変化球と140キロを超えるストレートが持ち味。選抜大会後に右腕の小畠選手が大きく成長し、140キロのストレートと持ち味のフォークがきまればなかなか打ち崩すことは難しいのではないか。さらに、2年生の長身左腕藤本選手もストレートは130キロ台だが、大きく曲がるスライダーで相手を翻弄する。打線は、春の時から全国屈指の強力打線で、前川選手を中心に上位から下位まで怖いバッターだらけです。つなぎの意識が強い打線ですが、ここぞの場面では一発長打も打て、相手投手は気が抜ける場面はないのではないか。投手が失点を少なくできれば十分頂点に立つ力はあるでしょう。

和歌山 智辯和歌山

毎年強打が売りの智辯和歌山ですが、今年のチームもそのカラーは健在。同じ和歌山で世代屈指の本格右腕・市和歌山の小園選手を決勝で打ち崩し見事に甲子園大会出場を決めました。投手は140キロ超えのストレートを投げる3人と技巧派1人。エースはリリーフでの登板が多い140キロ右腕中西選手、伊藤選手は最速147キロのストレートが持ち味、また、2年生ながら140キロを超える球を投げる右腕塩尻選手、技巧派左腕の高橋選手と、層の厚さは全国トップレベル。強打の中心はプロ注目の徳丸選手。1年生から甲子園にでており経験値は抜群。さらに、次の世代のドラフト候補、岡西選手・渡部選手と、気の抜けない打線で頂点まで勝ち進む可能性は大である。

大分 明豊

春の選抜大会準優勝校の明豊は、非常に前評判の高い好チーム。投手も能力の高い選手を4人も揃えており、エースの京本選手、右サイドスローから140キロのストレートを投げる財原選手、安定感抜群の左腕太田選手、そして1年生ながら140キロを超える球を投げる右腕森山選手。誰がどこで投げても相手打者としっかり対峙出来るのが強み。打線も選抜大会から大きく成長し、プロ注目の黒木選手を軸に勝負強い打撃が持ち味。選抜大会後、負けが続く場面もあったが、その苦しさがチームをより成長させたのではないでしょうか。

優勝予想

本命  明豊

対抗  東海大菅生

     智辯和歌山

まとめ

今大会は大本命不在で、どこが優勝してもおかしくない、見ている方はドキドキ楽しい大会になるのではないでしょうか。A評価B+評価とかってにつけていますが、甲子園で1勝した勢いで頂点まで駆け上がるダークホースが出るかもしれません。

また、地方大会であったように、コロナによる出場辞退が無いことを祈ります。

球児たちの全力プレーを楽しみにしています。

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